Tag Archives: ヴィベケ・リーセ

セミナー申し込み状況(1月26日更新)

【お申込み状況速報 (9/12)】「2018ヴィベケ・リーセJAPANツアー春」のお申し込み状況を更新いたしました。
満席のコースが増えてきました。

ご確認はこちらから↓
http://www.wd-c.jp/tour2018_1/reservationstatus/

お早めにお申し込みください。

犬をシンプルに捉える。

文:B-Paws 中沢俊恵CPDT-KA

目の前の犬に対して
「どうしてこの犬は、もっとこうできないのだろうか?」
と云うようなことを思ったことがあるかもしれません。
そんなとき私は、犬についてもっとシンプルに捉えることをおススメしています。

人間の脳と犬の脳とでは、細かい構造が異なります。私たち人間は“理性の脳”と呼ばれる部分が大きく発達しており、それ故に私たちは、その他の哺乳類よりもズバ抜けて様々なことを考えたり分析したり、言語を操ることができるのです。未来について考えて一喜一憂するのも、脳の成せる業。

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一方、犬の脳にも同じ部位がありますが脳内を占める割合が異なります。犬は私たち人間ほどに物事を複雑に考える仕組みにはなっておらず、ひとつの命がその瞬間、目の前の事象を乗り越えて生き抜くために本能をフル活用する・・・そんな風になっています。犬のアレコレに影響を与えているのは、より本能的なものを司る部位なのです。

犬はただ、目の前で自分の身に降りかかっている出来事に対してもっと単純な反応(怖い・嬉しい・楽しい・嫌だ等)を示しているのです。

つまり犬と過ごすときは小難しく考えて犬に何かをさせようとするよりも「目の前に居る犬がどのような状況に置かれて、どのようなこと感じているのだろう?」と、シンプルな部分に着目した方がうまくいくものです。

どんなことも難しく考えることはできるのですが、まずはシンプルに参りましょう。

 

犬がその時に抱いているものを知ることができれば、それに合わせた対処が見つけやすくなるはずです。細かい技術的な部分はプロのお仕事だとしても、愛犬がどのような場面でどのような反応をするのかを知ることができれば、少なくとも失敗経験を積み重ねる場面を減らすことができるはずです。

“学習”は繰り返しの経験と強い感情によって、よりしっかりと身についていくので、犬がポジティブな経験とポジティブな感情を抱けるようにすることで学習の速度も上がっていくのです。ネガティブなものも然り。

では、犬の反応を知るにはどうしたらいいのか!?というと、そこはやはり犬のボディランゲージを知ることです。

ある程度の年数を犬と暮らしていれば、大抵の飼い主さんが犬のボディランゲージのいくらかを自然と読み取れるようになります。ということは、ボディランゲージを意識して知れば、もっと正しく読み取れるようになれるということ。

犬とは人間の言葉で意見交換をしたり討論したりすることはできませんが、私たちが犬のボディランゲージを学ぶことで、様々な場面に於いて犬とのコミュニケーションが図りやすくなるのは間違いありません。

 

さて、この春。

私が個人的に敬愛して止まない“ヴィベケ・S・リーセ“が再び来日し、1カ月かけて日本セミナーツアーを開催します。ヴィベケはボディランゲージのスペシャリストではありますが、それよりももっと深い部分で犬を理解している方です。正直、ボディランゲージ云々など世界にも日本にも溢れています。しかしヴィベケのボディランゲージは、一味も二味も異なります。日々の中で”活かす!“ボディランゲージなのです。

犬のことをもっと知りたい方は、是非一度、セミナーに足を運んでみてください。

セミナーに参加したその日から、犬に対するなにかがきっと変わることでしょう。

 

《ヴィベケ・リーセJAPANツアー 春(3/24~4/22)》

http://www.wd-c.jp/tour2018_1/

 

今回も拙い文章に最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

 

ヴィベケ.S.リーセ RPTM Japanセミナーツアー考察

文:B-Paws 中沢俊恵,CPDT-KA

昨年に続き、ボディランゲージのスペシャリスト:ヴィベケ.S.リーセのRPTM Japanセミナーツアーが開催されました。

およそ1ヶ月間かけて日本各地でおこなわれたセミナーにはいくつかの種類があり、いずれも一般飼い主さんにとってもプロフェッショナルとして活動している方達にとっても目から鱗のセミナーとなり、多くの方に衝撃と感動を残しました。

ヴィベケ.S.リーセ Japanセミナーツアー考察

そうしたヴィベケの素晴らしいセミナーをレポートするべく、何度も何度も文章を書きました。
かなりの時間を費やして書き上げては消去し、また書き上げては消去し・・・を繰り返しました。
結論から言わせていただきますと、ヴィベケのセミナーの素晴らしさを文章で伝えきれません!

2017ヴィベケJAPANツアーヴィベケ.S.リーセと聞いたら、多くの方が「犬のボディランゲージの人ね」と思うことでしょう。
確かにそうかもしれませんが、それは非常に残念なことです。
ヴィベケのメソッドは、“犬をリスペクトする”という理念の上にあるボディランゲージの活用であり、決して表面上だけのコミュニケーションではありません。
重要視されるべきは、そこなのです。

今回のセミナー中にヴィベケが伝えてくれた言葉の中にもありました。

『If you want respect, shows respect.』
(もしあなたが敬意を払って欲しかったら、まずあなたが敬意を払いましょう)

犬を育てる・犬をトレーニングするということは、イコールで“犬を従える”と云うことではなく、ひとつの命に対して敬意を払って接することで犬も応えてくれるようになると云う犬の“協力”のもとに成り立つべきものであり、トレーニングは一方通行であってはなりません。犬に対しても、人に対しても。ヴィベケはそれを何度も強く熱心に訴えます。

2017ヴィベケJAPANツアー

ヴィベケの犬を扱う技術は大変素晴らしいものですが、技術面だけに注目せず「なぜそうする必要があるのか?」までを理解することでより深く見えてくるものがあります。

豊富な知識と動物行動学に基づいた明確な理論はもちろんのことながら、そうした根底部分にあるものこそがヴィベケのメソッド(RPTM)の素晴らしさなのです。

 

どんな事でもそうかもしれませんが、小手先だけの技術だけでは越えられない壁があります。

ヴィベケはセミナー中の質問タイムにも丁寧に応じ、休憩中やセミナー終了後の質問にも熱心に丁寧に応じてくれます。
サインや写真撮影にも、とびきりのヴィベケスマイルで。

約1ヶ月間休む暇もなく毎日のように日本各地を巡り行われるセミナーでの疲労を微塵も感じさせない対応です。
1日も手を抜くことなく、熱心に参加者に語り掛け続けるにはどれほどのパワーが必要か!?と考えただけで頭が下がる思いです。

ヴィベケの本当の素晴らしさはそもそもの人間性にあるのかもしれません。

『Life is the GIFT.』(命は贈り物です)

耳にすれば 「そんなの当たり前!」と思うようなことこそを大切にする、それがヴィベケ・S・リーセと云う人なのでしょう。

ヴィベケ.S.リーセ Japanセミナーツアー考察

今回のセミナーに参加できなかった方も、是非来年のセミナーに足を運んでみてください。
本だけではわからないヴィベケの魅力を生で体感してみてください。
ボディランゲージの大切さを唱えるトレーナーは世界中にいますが、ヴィベケほどボディランゲージをフルに活かしたトレーニングをおこなっているトレーナーはそう多くはないでしょう。

その違いを目の当りにしたとき、今まで以上に犬が愛しくてたまらなくなるはずです!今すぐにでも犬達とコミュニケーションを取りたくなるはずです!

犬達がヴィベケを慕うように、私もヴィベケに魅了されているひとりです。

今後更に、ヴィベケのメソッドが日本に広く深く浸透していくことを強く願っています。

 

拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

愛犬との別れ・・・ボディーランゲージの大切さ

文:B-Paws 中沢俊恵

【愛犬との別れ】
誰かと誰かが出会った瞬間には同時に別れの瞬間も確定していて、残念ながら例外はなく私と愛犬にも当てはまりました。

2017 年の夏の訪れは早く、そして猛烈に暑く、年齢を重ねた大きな犬には特にしんどい夏となりました。
愛犬2私の愛しい愛しい、自慢の、世界一の愛犬「Django」はこの世を去りました。
急死でした。

私は過去最高に周囲がドン引くほど泣きました。
数日間ほとんど飲まず食わずで泣き続け、自分が摂取し ている水分よりも汗涙鼻水として出ていく水分が上回っていると気付いて、そんな自分に少しだけ笑いました。
私と愛犬の過ごしてきた時間の中に“後悔”は、ほぼありません。

遅かれ早かれ必ず別れの時がくるとわかっていても、愛犬との死別を何度経験しても、愛犬の死と云う現実の受け入れは容易ではありませんが、そうした中で私と愛犬の日々への後悔は皆無であり、「後悔がない」 と言えることをとても幸せだと感じています。

【ボディランゲージの大切さ】
後悔が少ない理由、それは恐らく、私と愛犬の間にあった時間が一方通行の幸せではなかったと言い切れる自信があるからでしょう。
愛犬との日常生活の中でなにげなく積み重ねてきたことが、その自信に繋がっています。
些細な愛犬の仕草や行動から愛犬の心の機微を読み取り、応え、伝えあってきました。
現在、犬のボディランゲージはだいぶ身近なものとなっていますが、日常生活やトレーニングに於いて実際にどれほどボディランゲージが活かされているのかというと、残念ながらその数字はあまり高くないように感じます。
活かさなければ、それは「知らない」のと大差がない!と私個人はそう思うのですが・・・。

犬のボディランゲージを知るということは、“犬”という動物を知るための行動学のひとつです。
そして、ボディランゲージを活かすということは、犬の心身の健康を大切にする動物福祉のひとつです。

ボディランゲージから犬の気持ちを汲み取り応えることで、犬は「伝わる」ことを実感し、活き活きとします。
自然と信頼関係が築かれ、その結果に犬が無理なくこちらの提案を受け入れてくれるようになります。
問題行動の予防にも大いに役立ってくれますので犬を叱りつけたりすることもなくなり、犬との関係は更に良好になっていきます。

犬を育てて共に暮らしていくうえで大切なのは“予防”なのですから!

【ヴィベケ・S・リーセから学んだボディランゲージ】
犬のボディランゲージを深く知りたいと云う方にも、そうでない方にも、私はヴィベケ・S・リーセのボデ ィランゲージ本をお薦めしています。
ヴィベケの本を見て、まず「犬ってこんなにボディランゲージでコミュニケーションをとっているのか!」と知って欲しいのです。
できればそこから更に、
「自分の犬への接 し方が犬のボディランゲージの発信を妨げていないだろうか?無視していないだろうか?愛犬はどんな気 持ちでいるのだろうか?」
と興味を持ち、思いを巡らせてみてもらえたらいいなぁと。

ヴィベケはボディランゲージのスペシャリストですが、ボディランゲージだけの人ではありません。
彼女のメソッド(RPTM)は“予防”することの大切さを訴えており、ボディランゲージはそのなかの一環でしかありません。
ヴィベケのメソッドは動物行動学の幅広い知識と技術があるうえに成り立っているものなので、私は個人的にとても信頼していますし、もっと日本に根付いていけばいいのにと願ってやみません。

好きな人や大切な人がいたら、相手のことをもっと知って幸せにしたいな~と思いませんか?
単純にそんな感覚で愛犬のことをもっと知りたいと突き詰めていったら、私と愛犬は幸せで溢れかえる後 悔のない日々を過ごせていたのです。
愛犬との別れはこの世の終わりに匹敵する悲しみだけれど、それでも心を通わせて過ごす時間はそれとは 比較にならないほど素晴らしいものです。
犬の世界、犬の言葉(ボディランゲージ)に、みなさんも是非 触れてみてください。

犬と人が幸せな時間を共有できますように。

ヴィベケ・リーセさん紹介(Vibeke Sch.Reese )

中沢俊恵 Toshie Nakazawa http://b-paws.com/
<取得資格>
・日本ドッグトレーナー協会 A級ライセンス
・国際資格 CCPDT認定 CPDT-KA
・愛動物福祉協会 愛玩動物救命士
・JKC 愛犬飼育管理士

ヴィベケリーセセミナーツアー

ヴィベケ・リーセ2016セミナーツアーの開催が決定いたしました。
詳細が決まり次第ご案内いたします。